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写真&レポート
MOTO1 Rd.3 Hiroshima 6/1 TS Takata Circuit
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第3戦Hiroshimaラウンド。
高速のターマックにタフな3つのダートセクション。
 今回Hiroshimaラウンドは3つのダートセクションが設けられた。
 第1ダートはフラットコーナーとテーブルトップジャンプ、第2ダートはコーナーの直後の大きなテーブルトップ、第3ダートには角度があり且つひねりを必要とするテーブルトップが。この3つ目のジャンプはそのままホームストレートに繋っているためタイムに大きく影響する重要なダートセクションとなった。ターマック部分も高速コーナーからヘアピンなど多種のコーナーが存在し全体にテクニカルなコースとなった。
 


鮫は死なないために泳ぎ続ける。
 このタフなコースを制したのはJAWSこと#3増田(ジョーズレーシング+レアルエキップ)だった。
 予選から速さを見せつけたのは全日本MX現役の#5星野(Team CRF Family & KBF RS)だった。楽しむようにダートセクションを駆け抜け、ターマックでも19歳の元気のいい走りを見せつけていた。この星野に食いついたのは#2佐合(ブルーへルメットMSC)だ。どんな状況でも、どんなコースでも速いのが#2佐合だ。決勝はこの2人の戦いになると予想された。
 決勝グリッド、PPはその#5星野。2番グリッドは#2佐合、3番グリッドには前回19人抜きをやって見せた#6森田(SRF SPORT & Highside Junkies)。森田はこのコースを得意としている。し、特にスタートは上手い。4番手は#4松本(Agip Husqvarna RACING WORLD with CPsports)。JAWS#3増田は2列目の5番グリッドに並ぶ。
 HSを決めたのはなんと#6森田。2番手には#5星野、しかし直後の3番手にいた#3増田が第2ダートで絶好調#5星野をパスし2番手にあがる。#2佐合はスタートをミスし4番手、イン側を嫌って一度アウトに出た#4松本が一つ順位を落とし5番手につく。予想とは全く違う展開となる。
 逃げる#6森田、それを追うライバル達。ラップ3、しかしその#6森田が第2ダートでスリップダウン。その間に#3増田がトップに立つ。2番手には#5星野、そして#2佐合、#4松本と続く。この4人の差はほとんど無い。一瞬のミスで順位の変わる状態となる。
 9ラップ目ついに若い#5星野が#3増田に襲いかかった。3コーナーから第1ダート区間で増田をパスしついにトップに立つ、が直後の第3ダートのテーブルトップで#3増田が#5星野を抜き返す。息をつく間もない激しいバトルだ。#3増田はトップを死守する。すべてはこの瞬間に決まったのかもしれない。間をおかずすぐに抜き返した#3増田のその走りは#5星野の心理に大きな影響を与えたのではないだろうか。
 その後も#5星野は幾度となく#3増田に襲いかかるが届かない。結局#3増田は若い#5星野を抑えきり今期うれしい初勝利。
 「最後まで一度も振り返らなかった。誰が後ろにいるかまったくわからなかった。離したら振り返るつもりだったけど、いつまでもエンジン音してたしね(笑)。後ろのことは考えずに、今とにかく出来ることを全力でやったって感じかな」とクシャクシャの笑顔で答えてくれた。
 2位には#5星野、3位は#4松本が入った。


結果moto1 class
1
#3
増田
YamahaYZ450F’08 (ジョーズレーシング+レアルエキップ)
2
#5
星野
HondaCRF450R’08 (Team CRF Famiry & KBF RS)
3
#4
松本
HusqvarnaSM450RR’08 (Agip Husqvarna RACING WORLD with CPsports)
4
#2
佐合
HondaCRF450R’08 (ブルーヘルメットMSC)
5
#19
池田
KTM450SMR’08(Orange Clubうず潮レーシング福山)
6
#11
三苫
HondaCRF450 (Absolute & GARAGE OPB racing moto禅)
ようやく07チャンピオン#1佐々木(DIABLO)が眠りから目覚めた。
#3増田YZ450F、今期まず1勝目。このmoto1クラスも毎戦優勝者が変わるという激戦状態だ。
#5星野はタイムを出していたし速かった、が勝てなかった。第2戦に続き2位に。現在ランキングポイントはトップ。
#4松本とHusqvarnaSM450RR、なんとか3位に食い込む。
#6森田RM-Z450(SRF SPORT&HighsideJunkies)。すばらしいスタートを決め一時はトップを走る。
 
#3増田(ジョーズレーシング+レアルエキップ)と奥様の真由美さん。うれしいうれしい1勝目。
2位#5星野(Team CRF Family)第1戦優勝、第2戦2位、3戦2位、で現在ポイントランキング1位。
3位は#4松本(Agip Husqvarna RACING WORLD with CPsports)



MX出身07チャンピオン#1佐々木、迎え撃つロード系#44山下政弘、そして市販車WRで闘う峠系#70高山。
 3つのタフなダートセクション、そしてターマックも多種多様なコーナーからなる高速よりでラインどりの難しいコース。オフ系とロード系、どちらのライダーに分があるのか。タイムアタックで面白い結果が出る。トップタイムを出したのはMX出身佐々木(DIABLO)が、そして0.04秒差で2番タイムは峠出身、WR250Xに乗る高山(High & Hill Style × MRF)だった。0.06秒差で続いたのは2連勝中のロード系の#44山下政弘(アルタイヤ ハスクバーナレーシングチーム)。実に面白い始まりとなった.
 エントリー数の多いmoto2クラスはA組B組に分かれての予選ヒートとなる。A組は#1佐々木、#44山下政弘、#2谷田部(チームフィンガーオート)、#4山下朋季(アルタイヤ ハスクバーナレーシングチーム)らが。B組は#70高山、#5水庫(Team CRF Family & KBF RS)、#6池田(OrangeClubうず潮レーシング福山)、#10濱田(サンビシモータース&PHN)らという組み分け。
 A組予選ヒートは順当に#1佐々木がトップを得る。#44山下はダートセクションで転倒し9位に落ちてしまう。B組トップは#5水庫、#70高山は3コーナー進入で絡まり転倒12位。敗者復活で決勝にすすむ。
 決勝グリッド、PPは佐々木。2番グリッドは#5水庫、3番は#2谷田部、4番には#10濱田が。ロード出身最上位は#4山下朋季、2列目の5番グリッドにならぶ。#44山下政弘は17番グリッドスタート。#70高山は21番グリッドにつく。ロード系、峠系の2人は後方からのスタートとなった。
 HSを奪ったのは#1佐々木、続いて#2谷田部が2位、3位には#5水庫とつづく。が、この2位争いが激しい。しばらくこの2人は#1佐々木を追いながらもコーナー毎に順位を入れ替えるというバトルを繰り返す。レース中盤、#1佐々木、#2谷田部、#5水庫の順に落ち着き様子を伺う状態に。その間#44山下はラップ毎に順位を上げてくる。終盤の残り4ラップ、ついに4位に上がりトップ集団に迫る。ライバル達が見えるところまで上がってくる。
 残り2ラップ。第3ダートのテーブルトップで2位の#2谷田部が痛いミス。「ブレーキングでマシンを暴れさせジャンプをミスしてしまいました。コース外の崖下に落ちるかと思いました、やっちゃいました。」と谷田部。#5水庫にパスされるも、素早いリカバリーで#44山下の前でコースにもどり3位を死守。なんとも順位の入れ替わりが激しい。いつもコースのどこかで何かが起きているという展開だ。#70高山もアグレッシブなライディングで猛追、この時点で7位にまで順位を上げていた。
 しかし、レースはいつまでも続くわけではない。ついに最終ラップ、#1佐々木は2位#5水庫との差を少しばかり広げ、トップを守り第3ダートのジャンプを飛ぶ。そしてフィニッシュ。解放されたように右手を上に突き上げ勝利を喜んだ。ようやく今期1勝目。2位は#5水庫、3位は#2谷田部。#44山下は4位に食い込む。市販車WR250Xで走る高山も7位でフィニッシュとなる。
 moto2クラスはライダーも、ロード系、MX系、峠系、マシンもモトクロッサー、外国製、市販車とバラエティにとんでおり非常におもしろい。moto2クラスのこの激戦状態はしばらく続くことだろう。次戦も楽しみだ。

結果moto2 class
1
#1
佐々木
HondaCRF250R’06 (DIABLO)
2
#5
水庫
HondaCRF250R (Team CRF Family & KBFRS)
3
#2
谷田部
YamahaYZ250F (チームフィンガーオート)
4
#44
山下政弘
HusqvarnaSM400 (アルタイヤ・ハスクバーナレーシング)
5
#9
吉田
SuzukiDR-Z400SM(グライドライドレーシング)
6
#8
多川
HondaCRF250R (moto禅xKei’sxAbsolute)
今期初勝利#1佐々木CRF250R。ようやくチャンピオンが目を覚ましたようだ。
#5水庫CRF250R。第2戦につづき2位に入る。
3位は#2谷田部YZ250F。
ひさびさあに表彰台の真ん中に立つ#1佐々木(DIABLO)。
2位は#5水庫(Team CRF Family & KBFRS)
3位は#2谷田部(チームフィンガーオート)



地元Orange Clubうず潮レーシングの池田が初勝利!
 まさに#28池田(OrangeClubうず潮レーシング福山)のための日と言ってもよかった。タイムアタックから予選ヒートとすばらしい速さを見せトップに立つ。当然、決勝グリッドはPP。強敵#1小林(Te’s倶楽部withハスクバーナ)は2番グリッドにつく。が、この日の#28池田には#1小林も敵ではなかった。
 決勝でもスタートからきっちりとトップを守りきり、一度も譲ることなくフィニッシュ。KTMにアンリミクラス初勝利をもたらした。2位には#1小林、3位には昨年まで2stマシンで参戦していた#72和田(メカニコTHX Y-shop 須崎南)が入った。「4stはいいですね、とても乗りやすい。昨年まで2stで苦労していたがこれならもっと早くから乗り換えていれば良かったですよ(笑)。」と和田選手のコメント。

結果moto1unlimited class
1
#28
池田
KTM530EXC-R(Orange Club うず潮レーシング福山)
2
#1
小林
HusqvarnaSM630R (Te’s倶楽部withハスクバーナ)
3
#72
和田
KTM525SMR (メカニコTHX Y-shop 須崎南)

#28池田、地元でうれしい初勝利(OrangeClub うず潮レーシング福山)。池田は今回3クラスに参戦しmoto1クラスでも5位に入った。
#28池田KTM530EXC-R、圧倒的な速さで初勝利。
#1小林Husqvarna SMR630R。ターマックで#28池田との差をつめるもののもう一歩とどかず2位に。
3位に入った#72和田KTM525SMR。

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