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写真&レポート

MOTO1オールスターズ 第5戦 鈴鹿ツインサーキット(三重) 観客数:4400人
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今回はウェットコースでダートセクション無し。
しかしそれもよかった。

ここ鈴鹿ツインサーキットは、アクロバティックなダートセクションと超ロングストストレートと高速コーナーが特長のコースだ。今年は数日前からの雨でダートセクションは最悪のコンディションとなり、土曜日の時点でキャンセルが決定された。しかしむしろこのウェットコンディション時のコースの方が見ている側からは面白いのではないかと感じた。モタードマシンには長すぎるとも言えるロングストレートが、途中でシケインの入ることで(これはドライ時にはない)、スピード感のあるレースとなった。確かにあのダイナミックなジャンプのダートジャンプセクションが無くなったのは残念だが。
(とは言ってもそのダートセクションは観客席からはかなり遠く、ライダーがすばらしい走りをしてもあまりよく分からない。むしろそのジャンプセクションの手前に見える最終コーナーの立ち上がりを間近で見れるのだから、こっちを見てしまう。なにしろこのサーキットはフェンス無しで最終コーナーを見ることが出来るのだから。深いバンク角を保ち、ときにはパワーで暴れるリヤタイヤをなんとかコントロールさせながら全開で立ち上がっていくライディングを、フェンス無しの文字通り目の前で見ることができるのだからこっちを見てしまうのが人情だ。
あのジャンプがもっと目の前で見れたら、ここは日本で最高のモタードコースになるのでないだろうか。)



KTM初優勝。#13大楽初優勝。

ヒート予選で#1松本転倒、#2佐合はコースアウト、#54星野も転倒という結果、決勝PPを得たのは今年から参戦の#82峰崎(みねざきではなく、みねさき)チームmotoバトルが。2番グリッドはターマック最強と言われた#9中シャチこと中島(彼もなかじまではなく、なかしま)チームOUTEX&WAT、3番グリッドはKTMに乗る#13大楽Team FLEX。#1松本、#2佐合は後方からのスタートとなる。
ホールショットを奪ったのは#82峰崎。以下グリッド順に#9中島、#13大楽とつづく。レース序盤#82峰崎がトップでレースを引っ張る。が、ヒート予選でただ一人1分9秒台を出していた#13大楽が追い上げる。まずは7コーナーの進入で#9中島をパスし2番手に上がる。と#13大楽はトップの#82峰崎をプッシュし始める。レース中盤、ジャンプ後の11コーナーでアウトからかぶせるように#82峰崎をパスしついにトップを奪う。その後は圧倒的な速度差をもって後続を引き離し、チェッカー。うれしい初勝利をKTMにもたらした。KTMの勝利はMOTO1が全日本格式になってからは初である。チェッカー後#13大楽がコース上で抱き合い喜ぶ姿が印象的だった。2位は数少ないKawasakiKXに乗る#82峰崎が入る。3位は#9中島が入った。
4位は増田(チームレアルエキップ ヤマハ)、5位は#6森田(SRF spotrs &Highside Junkies)、6位は#3熱田(Team CRF RacingWorld)

moto1上位ポイントランキング
1
#1
松本
72
2
#2
佐合
68
3
#13
大楽
67
4
#6
森田
64
5
#4
増田
62
6
#54
星野
55
ポイント計算には自身がないが、、、とにかく混戦だ。
 
 
 
 



moto2クラスはトップ2台が転倒という波乱。

まずは前戦SUGOまでのmoto2クラスランキングを見てみよう。

moto2クラスランキング
1
#5
佐々木
59
2
#8
水庫
55
3
#33
山下
54
4
#16
池田
45
5
#39
谷田部
39
6
#9
金児
35

トップ3人はほとんど差がない。そして5位#13谷田部は、決勝での速さはずば抜けており、いつ連勝してもおかしくない。トップと20ptの差はあるが本来の速さを結果につなげられれば一気にトップに絡むことになる。混戦である。そしてRd5
決勝グリッド、PPはハスクスペシャリストでありターマックの得意な#33山下(チームレアルエキップ)。ダートセクションのない今回はチャンス。2番グリッドは4ポイント差でポイントランキングトップの佐々木を追いかける#8水庫(Team CRF Legare)、3番グリッドは#9金児隆太(チームレアルエキップ)。そして2連勝中でランキングトップの#5佐々木が4番グリッド、5番#12ベンバサット・ミッキー(CPsports X moto禅)、#13谷田部(チームフィンガーオート)は6番手だが、予選ではこんなものだろう。
ホールショットは#33山下が決め、以下#8水庫、#9金児、#13谷田部、#5佐々木の順でレースが始まる。ターマックの得意な#33山下はコノまま逃げ切りたいところ。
が、それが起きたのは3ラップ目の1コーナーに続くシケインの立ち上がりだった。ここまでトップ2台は階調にとばし後続をひきはなしにかかっていた。そんなとき#33山下がFタイヤを縁石ですくわれスリップダウン、ホームストレートを横切るようにマシンとライダーが滑っていく。直後を走っていた#8水庫はよけきれず接触転倒。トップ2台が消え去る。
ここでトップに躍り出たのはMOTO1育ちの#9金児。そして#13谷田部、#5佐々木と続く。
#9金児今度こそ勝利かと思われたが、決勝レースにはことさらに強い#13谷田部が5ラップ目に金児をパス。レース中盤には#5佐々木も#9金児を捉え2位に浮上。#13谷田部はその後もトップでレースを引っ張る。#5佐々木も負けずに食いついていく。今回こそ、#13谷田部の勝利か。と思われた残り2ラップ。#5佐々木が#13谷田部をついに捉える。そしてチェッカー。なんと#5佐々木の3連勝。2位#13谷田部、3位#9金児、4位多川(Kei’s Absolute)、#47古田(グライドライド)、6位長谷川(Team CRF Legare)。本当に見応えのあるレースとなった。
#33山下は転倒後、素早い再スタートで7位に入る。ランキングポイント4位の#16池田(RedClubうず潮レーシング福山)は9位に入りランキング5位に。
ランキングポイント争いはこれでより一層混戦となった。

Rd5 終了時点 moto2ポイントランキング
1
#5
佐々木(DIABLO)
59
2
#33
山下(チームレアルエキップ)
55
3
#8
水庫(Team CRF Legare)
54
4
#13
谷田部(チームフィンガーオート)
45
5
#16
池田(RedClub うず潮レーシング福山)
39
6
#9
金児(チームレアルエキップ)
35



KTM対ハスクのアンリミ。

ホールショットを決めたのはハスク510に乗る#7小林(Te’sクラブ)。
しかしこの日、走りが安定しない。高速コースを上手く走れていないようだ。1コーナーシケインの進入でブレーキングミスを犯すとそこを見逃さずKTMの#34本多(チームシロタ)がトップに立つ。#34本多は確実な走りで#7小林を引き離しそのままフィニッシュ。#34本多が初勝利をあげる。2位は#7小林、3位はXR600に乗る#28千葉(陸奥組&ホルモン幸楽&安具楽や)が入る。
このアンリミテッドクラスは他のクラスと違って、カリカリしていない面白さがある。イベントレースのような面白さだ。こんな全日本があってもいいのかもしれないと思う。今後参戦台数が増えても、この楽しさが続たらなあと思う。

 


ウーマンズリーグ


全日本格式ではないが、中部地区のみで行われているウーマンズリーグが今回行われた。マシンはCRF150組と、市販車ベース組(Suzuki250SB、YamahaXT250Xなど)とに分かれた。
結果は#90山下(チームレアルエキップ)が優勝、2位は105佐藤(SUPER BIKE)、3位は金田(PHANTOM RACING)となった。
将来女性だけのチーム、またはmoto1クラスなどに女性ライダーが参戦する日がやって来ることだろう。MOTO1の始まったばかりの頃はmoto2クラスには女性ライダーが何人もいたのだし。
 
 



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