2006 International Six Days Enduro 開催日:2006年11月14〜19日 開催地:LAKETAUPO NEWZELAND ニュージーランドのタウポは、ニュージーランドの北中央に位置するリゾートのメッカで、マリンスポーツやダイビングなど自然を利用したスポーツの盛んな町。住人も友好的で温かい人々が多い所だ。 81回目を迎えたISDEニュージーランド大会。今年は、日本からワールドトロフィーチーム(日本代表チーム)の6名とクラブチーム3チーム9名が出場し、タウポの大自然に囲まれた難易度の高いコースを6日間に渡り走破した。 ワールドトロフィーチームは、MFJが今年初めて認定した代表チーム。エンデューロ全日本クラスでの成績をベースにエンデューロ部会で選出された、藤原広喜・鈴木健二・博田巌・高橋政人・内山裕太郎・池田智泰の6名。まさに日本国内トップレベルのエンデューロライダーが世界最高峰の競技会に挑んだ記念すべき大会であったと言えよう。選手もいささか緊張気味(?)であったかもしれない。 11/9受付、11/10車検は順調に行われ、いよいよ11/12に開会式が開催された。初めてワールドトロフィーチームが出場した日本は注目度も高く、また世界各国から集合した635名のライダーの数からしても海外でのエンデューロ競技への注目度が伺える。 とりわけ今年は女性ライダーの参加が多かったそうで、女性ライダー3名で構成されたクラブが3チーム、それ以外のクラブに所属して参加している女性ライダーが4名で総勢13名の参加があった。 11/14いよいよ競技が始まる・・・。 「風雲、急を告げる」その言葉通り、昨日まで好天に恵まれたタウポは悪天候に見舞われて行く。ドライの状況でさえ難易度の高いルートが、雨・風の影響でさらに困難になり、参加者は転倒やスタックで負傷者も続出、3日目から は、一部の区間がキャンセルとなる等、荒れ模様の展開となった。 雨によるコンディションの悪化は、日本代表に大きなダメージを与える。日本エンデューロのエース鈴木が転倒し、負傷のため戦線離脱を余儀なくされた。 競技は毎日各チーム6名のうちの上位5名の成績が考慮される。好成績を残すためには、残りの5名が完走する必要がある。極度の重圧と悪天候の中で、日本代表ライダーはエースの分まで健闘した。 6日間を通じて、初参加にも関わらず日本代表チーム(ワールドトロフィーチーム)は15位。個人成績でもE1で内山60位、藤原63位、高橋104位でシルバーメダル。E2の池田が123位でシルバー。E3で日本人最高位となる47位でフィニッシュした博田もシルバーメダルを獲得した。 優勝国は圧倒的な強さでフィンランド。2位フランス・3位スペイン・4位イタリア・5位スウェーデンとなった。最後に、TeamJAPANを支えて頂いたご協賛企業ならびにサポーターの皆様、心より御礼申し上げます。ご声援ありがとうございました。 ◆リザルト 2006ISDEトロフィーチームリザルト 2006ISDEクラブチームリザルト リザルト情報:http://www.isde06.com/registration.asp TeamJAPANオフィシャルサイト:://www.isde-japan.jp/isde_top.html