T 委員長・副委員長の改選について 任期満了に伴い委員長・副委員長選挙が行われ、以下のとお り決定された。 委員長 西 英樹 副委員長 成田 省造 任期は、2007年度末までとする。 U 2005年度主要競技会開催状況報告について 1 全日本選手権 全8戦が開催され、観客数5%増、参加台数13%増( IB10%増、IA11%増)であったことが報告された。 2 地方選手権・県大会 大会開催数が8%減少し、参加台数も4%減少したものの、 一大会平均参加台数は6%増であったことが報告された。 ※第8戦 東北大会において採用された「セクション難易度 評価普vが有意義であることが報告され、2006年よ り、全日本各主催者はセクションコーディネーターと協力 し、全日本各大会の査察前に全セクションの難易度評価普@ を作成し、査察前に提供することが決定した。 デナシオンの報告 9月24、25日にイタリア・セストリエールにて開催され たトライアル・デ・ナシオン結果が以下のとおり報告され た。 競技結果: 女性チーム(萩原真理子/高橋摩耶/西村亜弥) 4位 男性チーム(藤波貴久/黒山健一/野崎史高/渋谷勲)3位 トライアルワールドゲームスの報告 7月23日にドイツ・デュッセルドルフにて開催されたワー ルドゲームスにて開催されたインドアトライアル結果報告が なされ、了承された。 競技結果:3位(銅メダル獲得) V 2006年度主要競技会日程について 世界選手権 6月3 4日 ツインリンクもてぎ 全日本選手権 第1戦 3月12日関東大会(真壁) 第2戦 3月26日九州大会(矢谷渓谷) 第3戦 5月7日 関東新潟大会(大日が原) 第4戦 5月28日近畿大会(猪名川) 第5戦 8月6日 北海道大会(わっさむ) 第6戦 9月10日中国大会(フィールド幸楽) 第7戦 10月15日中部大会(キョウセイ) 第8戦 10月29日東北大会(SUGO) トライアル・グランドチャンピオン大会 11月19 関東・真壁トライアルランド トライアル・デ・ナシオン フランス 9月30日・10月1日 W 2006年度国内競技規則変更について @地方選手権における締切日以降のエントリー取り扱いについて 各支部において対応を統一すべきとの意見から前回委員会よ り継続審議とされていたが、各地方選手権シリーズ等のエン リー方式の統一化は、全国統一とせず、各地域ごとに行われ ることとなった。 A国際A級スーパークラス瑞ソ降格について スーパークラス7位以下の国際A級への瑞ソ降格について検証 され、現行規則を維持することが決定した。 B「転倒」の定義について セクションが斜面に位置している場合、地面か壁かの判定が 不明確であることから、このようなセクションでの判定に用 いる「転倒」の定義を決めるべきとの提案がなされたが、今 後各大会の参考例を集め、継続して検証することとなった。 C失敗の定義の解釈について 車両が停止状態にあり、競技中に足を着き、ハンドルバーか ら手を離した場合、失敗と判定されているが、ずれた眼鏡や ヘルメットを修正する等、安全面に影響する場合もあり、安 全確保の観点から以下のとおり変更することが決定された。 決定: 足着き停止状態にあるとき、ハンドルグリップ以外の車 両に触れた場合、失敗とみなされる。 (注:安全上、眼鏡、ヘルメット等の修正を認めることが 本規則の主旨とする) Dマーカー通過判定の統一解釈について ゲートマーカー通過の解釈が統一化されていないことが提案 され、以下の統一解釈を決定し、各地域でのオブザーバー ミーティング等にて啓蒙する。 自クラスのゲートを通過する際、前後タイヤがマーカーに 触れた場合、失敗とみなす。 タイヤ以外の車体およびライダーがマーカーに接触しても マーカーに修正が必要でない場合、失敗とはみなさない。 Eウィメンズトライアル・デ・ナシオン派遣選手選出について 国内の女性トライアルライセンス会員が少ないことから、会 員を増やす対策について、問題定義された。また、デナシオ ン大会の派遣についても、数多くの会員の中から選出される 環境を作りたいとの提案がされ、 国内における増加対策は継続審議とするが、ウィメンズ・ デ・ナシオンチームについての派遣は継続し、選手選考基準 については現行規則どおり公認トライアル競技会に一度は出 場することとする。 F他地域における公認・承認競技会瑞ソについて 他支部管轄会場にてMFJ公認・承認競技会を開催瑞ソする 場合、主催者が会場管轄支部の了承を得てから所属支部へ競 技会の瑞ソ書類を提出することが確認された。 X 普及対策について 1 データでみるトライアルライセンス会員 ・トライアルの年齢告ャの中心は40代であり、今後50代 に移行している。 ・20代以下の継続者が減少しており、少子化もあり、若年 層の普及対策が急務である。 ・ライセンス講習会に関する告知不足。 ・観客の多く集まる会場等にてイメージの改善の為にデモン ストレーション等をより多く開催すべき。 ・シルバーライセンス等設定し、対象者はどの部門のゲート を通過しても良いという方法もある。 等種々意見が出され、今後極力講習会の定例化を視野に入れ て各支部において検討することが確認された。また、講習会 主催者への助成制度等を検討することが確認された。 2 観客満足度の向上について 2005年度は選手会協力のもと、撫イ式終了後のサイン会の実 施やスペシャルセクションの復活(中部大会)、試乗会の実 施等行ってきたことが報告され、サイン会は来年度も実施さ れることが了承された。 中部大会で導入されたスペシャルセクションについては来年 も実施する意向で、観客の満足度を向上させるためでエンク ロージャー外側にVIP席を有料で設定する嵐閧ナあること が報告され、各セクションの安全対策の向上に努めることも あわせて報告された。 また、来年度全日本会場での試乗会開催計画もあり、全日本 各大会における試乗会スペースの確保と告知協力要請が各委 員に対してなされ、事前に試乗会の有無を各支部に連絡し、 実施される大会はスペースを無償提供することが了承され た。 3 選手会からの要望について 全日本選手権のスーパークラスは、国内頂点クラスとして観 客にアピールすることができ、大会を開催する主催者への貢 献も評価してほしいとの理由から以下について提案された。 @IAS出場選手に対するスターティングマネー制の導入 A全日本選手権有料入場者収入の%還元(全戦スペシャルセ クション実施の場合) Bトライアルファンクラブの設立 C全日本選手権を興行型に移行 D選手会とTR委員会の協力による賞金大会の実施 Eスーパークラス出場選手のエントリー料の無料化 Fシリーズスポンサーを獲得し、バックボードを製作、サイ ン会やインタビューに活用する 金銭的な問題は特に各大会の主催者にも確認が必要とされ、 各トライアル委員とMFJ支部にて協議することとなった。 Y 2005年度インドアトライアル・デ・ナシオンについて 開催国スペインの事情により、日程変更が数回行われたた め、日本チーム選手の都合がつかず、今年度の日本チームと しての参加は断念することが報告された。 '