年に一度開催される国別対抗戦「2018FIMトライアル・デ・ナシオン(Trial Des Nations)」が、9月22日(日)にチェコ共和国・ソコロフにて開催されました。日本からは代表チーム(藤波貴久選手・小川友幸選手・黒山健一選手)が出場し、予選1位、決勝では4位を獲得しました。 決勝は朝から雨が降るあいにくの天候。日本チームは予選の結果、一番最後からのスタートとなりました。 日本チームは小川友幸選手、黒山健一選手、藤波貴久選手の順でトライしていきましたが、第1セクションで減点10点を取ってしまいます。しかし、第2セクション、第6セクションでクリーンを出し、その後も難易度の高いセクションを走破。1ラップ目終了時点では3位の位置につきましたが、タイムオーバーで20点のペナルティが加算されました。これによって順位も4位へと後退。2ラップ目に入ると、第4セクションにて黒山選手が転倒。マシンと体にダメージを受けてしまいます。さらに藤波選手は1ラップ目に足を負傷しており、日本チームは思うようなライディングができず、苦しい戦いとなってしまいました。しかし、その状況のなかでも昨年の世界3位以上の結果を残すために、不撓不屈の選手たちはトライし続け、最終の第15セクションではクリーンでゴール。結果は4位と、表彰台には届きませんでしたが、日本チームは難易度の高いセクションに全力を尽くしました。 応援いただいた皆様ありがとうございました。 ▼リザルトはこちらをご覧ください。 Trial des Nations - World Results(PDF) ☆日本代表チームご協賛企業☆ 本田技研工業株式会社 株式会社ホンダ・レーシング ヤマハ発動機株式会社 株式会社アライヘルメット 株式会社SHOEI