全日本ロードレース選手権後半戦に向け、前半戦に発生した事例を検証し、下記のとおり運用の強化を図ります。 全日本選手権 第5戦 もてぎ2&4大会から適用しますので、選手、クルーをはじめとする各エントラントは内容を確認いただき、周知徹底をお願いします。 1.「ウォームアップ開始3分前のボード」提示後の作業について (該当規則: 国内競技規則 付則4 ロードレース規則 17-4-6項) ウォームアップ開始3分前ボード提示後、グリッド上でのタイヤ交換、タイヤウォーマーの取り外し遅延などレースの駆け引きに影響し、公平性を保てず、スタート進行時間遅延とレース進行に支障をきたしていることから、下記の罰則を適用します。 ●手順: スタート進行の遅延行為に対する手順 @オフィシャルは、3分前作業終了に対する警告を行う。(口頭警告) A上記の指示に従わないチームには、ペナルティーを通告する。 B「ストップ&ゴーペナルティー」等のペナルティーを科す。 2.大会時に課せられた「罰則金の未払い」について 罰則金の判定受け、速やかに支払いが完了しない場合は、以下の対応とする。 @ 罰金の支払いが終了するまで、次大会のエントリーは受け付けない。 A すでにエントリー済の大会は、当該大会の選手受付までに罰金の支払いがなければ参加を拒否します。 (全日本選手権は、ART走行より適用します。) 3. JSB1000・ST600クラスのタイヤコントロールステッカーについて タイヤコントロールステッカーに関し、タイヤステッカーの紛失、ホイールへの誤貼り付け、ART走行時のステッカー貼り付けタイヤの走行後の交換要望と問題が4件発生しています。 参加者間の公平性を保つため、「タイヤ管理ステッカーの再発行は対応できません。」ので、タイヤに関する規則を理解の上、各エントラントで管理運用を徹底してください。