2015年9月19日〜20日に、スペインのタラゴナで開催されるトライアル・デ・ナシオンへ、日本チームが参戦することが決定しました。日本代表に選ばれたのは藤波貴久選手、小川友幸選手、小川毅士選手、柴田 暁選手の4名です。 このトライアル・デ・ナシオンは、国際モーターサイクリズム連盟(FIM)が年に一度世界各国で開催し、サッカーで言えばワールドカップ、テニスで言えばデビスカップのように、ナショナルチームで争う国別対抗世界選手権です。 <2015FIM TRIAL DES NATIONS日本代表チーム> ■ライダー 藤波貴久選手 (所属: Repsol Honda Team) 小川友幸選手 (所属: HRC クラブ MITANI) 小川毅士選手 (所属: So7 Wise Beta Team) 柴田 暁選手 (所属: HRC クラブ MITANI) ■チーム監督 小谷 徹 (MFJトライアル委員 / トライアル選手会代表) <ライダーコメント> ●藤波貴久選手(Repsol Honda Team) 「日本がデ・ナシオンに出場するのは2011年以来(男性チーム)なので、参戦できることはとても嬉しいです。毎回ヨーロッパを中心に開催されるので、そう簡単に日本から出場できないですから…。デ・ナシオンは国内ではあまり馴染みがないかもしれませんが、お祭りのように盛り上がり、人気がとても高い大会です。また、通常トライアルは個人戦ですが、デ・ナシオンでは普段ライバル同士のライダーがアドバイスし合って戦う団体競技になります。普通のトライアルとはやや異なりますし、全日本とはルールも違うので、ヨーロッパを拠点としている僕がアドバイスをしながら、チームを引っ張っていけたらと思います。もちろん表彰台を狙っていきますし、狙えるメンバーです。日本代表としてきちんと結果を残し、多くの人にトライアルを知ってもらいたいですね。そしてみなさんにもぜひ応援していただきたいです」 ●小川友幸選手(HRC クラブ MITANI) 「自分にとっては2位となった2008年以来の出場となるので、代表に選ばれて嬉しいです。また、参戦するにあたり、チームやホンダ、ファンの皆さんなど、多くの方がサポートしてくれていることに深く感謝をしています。今回は気心が知れたメンバー、そして4人とも実力派なので総合力は高いと思います。藤波選手と自分がチームを引っ張り、小川(毅)選手と柴田選手がいつものように実力を発揮してくれれば、確実に最低でも表彰台は狙えると自負しています。スペインでの開催なので各選手色々と大変な部分はありますが、応援してくる皆さんのためにも結果を残したいと思います。頑張ってきますので応援よろしくお願いします」 ●小川毅士選手(So7 Wise Beta Team) 「日本代表に選ばれたことは光栄ですが、その分プレッシャーも大きいです。しかし、出場するからには表彰台を目指します。スペインチームなど、強豪国はいますが藤波選手と小川(友)選手という心強い先輩2人、柴田選手、自分の4人が一丸となりベストをつくせば、結果はついてくると思います。日本代表として恥じない戦いをしてくるので、みなさん応援よろしくお願いします」 ●柴田 暁選手(HRC クラブ MITANI) 「国を代表して戦うこと、そして自分にとっても貴重な経験を積めるので、トライアル・デ・ナシオンは特別な大会です。前回出場(2011年イタリア大会)した時は、まったく日本らしい走りができなかったので、とても悔しい思いをしました。そのリベンジをするとともに、今回はフルメンバーなので前回以上の成績を残せると思います。みなさんの応援を背負って、精一杯がんばってきます」 皆様ご声援よろしくお願いします! 詳細はプレスリリース(PDF)をご覧ください。