第2戦は久保田洋平選手がホームコースで総合優勝! 青空が広がり汗ばむほどの陽気となった全日本スノーモビル選手権第2戦。スーパー、A級(S1/2) 、B級(S1/2/3)ジュニアの7クラスが開催されたが、興奮の渦を巻き起こしたのは、やはり最高峰となるスーパークラス。 ヒート2、スタートが決まり快調にトップを走っていた久保田洋平選手だが、後半、出遅れていた3年連続チャンピオン・佐野友介選手がジワジワと背後に迫ってくる。ラスト2周には佐野選手が久保選手を交わし、それを再び久保田選手が交わすという、まさに手に汗にぎる攻防が続く。そしてラストラップ、チェッカーまで残り約半周というなか、勝負をかけた場所でなんと両雄クラッシュ。結果、トップでチェッカーを受けたのは3番手を走っていた佐々木雅規選手、すぐにコース復帰を果たした久保田選手は2位、3位には計良良太選手、佐野選手は7位でゴールした。スーパークラスの総合結果は、優勝/久保田洋平選手、2位/計良良太選手、3位/佐野友介選手。 全日本スノーモビル選手権は残り3戦。すべて北海道での開催となるが、目が離せない展開になりそうだ。 ◆スーパークラス総合優勝/久保田洋平選手 「今回、メカニックのおかげでマシンがとてもいい仕上がりとなって、両ヒートともいいスタートが切れました。そのままじっくり焦らず、ペース配分を考えながらレースができたので、それが結果につながったと思います。ヒート2のクラッシュは、勝負をかけるところはあの場所しかなかったので、くやしいですがレースですから仕方がないです。長野大会はホームコースということもあり、たくさんの方が応援に来てくれて、それがとても励みになりました! みなさん応援ありがとうございました」 ◆スーパークラス総合2位/計良良太選手 「スタートが決まって自分のペースでレースをすることができました。今日は満足いく内容だったと思います。第3戦以降も、すべてのレースでホールショットをねらっていきたいと思います!」 ◆スーパークラス総合3位/佐野友介選手 「ヒート1は後続を引き離してトップでチェッカーを受けることができましたが、ヒート2は前半ペースを上げられませんでした。後半に勝負をかけて2位まで追い上げることができたのですが、クラッシュしてしまい…。残念ですが攻めた結果ですし、次につなげることができる内容だったと思います」 最終戦前の2月24日(月)には開幕戦の模様がBS TwellV(BS12)で放映される。スーパークラスはもちろん、A級、B級、ジュニアの熱い走りをぜひチェックしよう!