アジア国別対抗戦の初戦は、全日本ロードレース第6戦と併催で8月25・26日スポーツランドSUGOにて行われた。 参加国:日本・インド・インドネシア・韓国・スリランカ・タイ・台湾・香港(8ヶ国 順不同) 25日(土) 公式予選 : 優勝候補のトパンが2周目で転倒するもののタイム的には10番手のタイム。 日本人は1位伊達、2位佐野、3位三好、4位小椋、5位白石、8位櫻井、9位岡崎と全員が上位に入った。この時点で1位と最下位の19位のタイム差は15秒。 第1決勝:伊達、小椋の13歳ライダーが、今まで勝てたことのないトパンを従えて1位、2位を獲得。転倒も少なく、第2決勝への期待が膨らんだ。 26日(日) 第2決勝 : 大荒れのレース展開となった。周回を重ねるたびにトパンと絡むライダーが転倒、早い段階で第1決勝1位の伊達、2位の小椋が姿を消した。続いて三好もトパンにコース外に押し出され、まるでアンダーボーンのようなレース展開に!最終ラップのシケイン後の登り、1位につけていた佐野が2位のトパンと接触。ゴール寸前でトパンが転倒し、佐野が優勝を決め、最後はドラマチックな展開でレースの幕が降りた。 国別対抗戦は1位日本、2位インド、3位タイという結果となった >>詳細は2012 FIM Asia Cup アジア国別対抗ロードレース結果・ギャラリーをご覧ください。 次回、第2戦は11月3〜4日 台湾開催です。 ■アジア国別対抗戦とは:2007年、日本より提案し発足した国別対抗ロードレース。 アジア地域の国際交流の促進と選手育成を目的とし、アジア各国モーターサイクル協会から代表選手が派遣され国の代表として競い合う。チームポイント制で国別のランキングとなる。 ■ポイントシステム:各国の代表ライダーは最大2名までのどちらか良い成績がポイントとして反映される。(※1名の派遣でも可能とするため)ポイントは順位そのものがポイントとして数えられ、ポイントの少ないものが上位となる。これにより、ポイント表を見るだけで順位が分かるようになっている。