FIM世界選手権第12戦サンマリノグランプリのMoto2クラス決勝12周目において発生した事故にて富沢祥也選手が重傷を負い、サーキット近郊の病院に運ばれましたが治療の甲斐なく帰らぬ人となりました。
彼は同クラスの初めてのレースである開幕戦カタールGPで優勝し、ランキング7位につけ、将来が期待される若手のホープでした。誰からも好かれる明るい性格でグランプリの世界にも溶け込んでいたと聞いており、残念でなりません。 FIM会長ヴィト・イポリト氏を初め海外からも多くの弔意が寄せられています。
富沢選手のご冥福をお祈りするとともに、彼のご家族、友人、関係する方々に心から哀悼の意を表します。
(財)日本モーターサイクルスポーツ協会
会長 高野 明
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