本年度より、GP-MONOのブリーザーシステムに関する規則について全日本選手権もてぎ大会での査察により、以下のとおりの解釈を統一いたしますのでご案内いたします。 なお、この解釈の運用は、全日本選手権第2戦筑波大会から開始いたします。 1.ブリーザーシステム <該当規則 5-14-7-1> 全ての車両はクローズドブリーザー・システムを採用していなければならない。すなわちオイル・ブリーザー・ラインはオイル・キャッチタンク、およびエアクリーナー・ボックスに連結され、これに排出する構造となっていること。 ○ブリーザーシステムの解釈 @エアダクトを設けている場合は、エアボックスは密封されてなければならない。 事例:キャブレターとの連結部分等の密閉不足 <該当規則 5-14-7-2> フレッシュエアー取り込みのためのエアダクトの追加は認められるが、RAM圧は禁止される。エアダクトの取り付けがなく、エアークリーナーボックスに直接孔を空ける場合は、その合計が直径45mm相当の面積以下とする。 ○フレッシュエアー取り込みのためのダクトの取り付け位置 Aエアダクトの開口部は、カウルの内部にあること。 Bエアダクトの開口部は、ラジエターの先端(車両中心線上のラジエター位置)よりも前にあってはならない。 詳細はPDFをご覧ください。